爆暴走
「皆…聞いてくれ。」


俺のその声で、皆は静まり、微妙な空気が流れた。



そして、俺は全てを話しはじめた。




「…と言う事だ。」



俺が話し終わると、あたりはざわざわ、驚きを隠せないようだ。




「んで?どないすんのや、結局。」





昌…今そんな事…、


言うべきか。



「俺は…誤解を解いて…


        神木を潰す。」




「フッッ…、俺もそない思ったわ。」


昌には、お見通しだな。




「じゃぁ…作戦を立てるから、それまで待機。解散。」




ハイッ、と言う声とともに、皆バラけていった。



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