爆暴走
隆吾は、こっちを見た。


その瞬間、隆吾のみぞおちに一発はいった。


―――こんなに弱いのか?!


相手は…5人だぞ?


何で…。



「あ゛?誰だお前等?」


こっちの存在にきづいた奴らが、睨みながら言ってくる。



「ふっ…アタシ?てか、人に名前聞くときは自分から名乗るもんじゃねぇの?」



あ、また挑発的になっちゃったよ…。



キレるよなぁ~。


「あぁ?!」


ほらほら~…。



「まぁいい。…アタシ、相手になってあげよーか?」



てか、こんなに弱そうなのに…隆吾は。


って、隆吾は?!



「ッツ…。」


頭を抱えて、痛そうにしていた。



「壱。家連れてけ。」


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