爆暴走
冷静になっている自分が嫌になった。


昌は大丈夫だけど。


「副総長さんは~弱かったみたいなので、総長さんも一揆にいけますよね?」


嘲笑っている奴等。

5人。


ダッサ。


こんなんで勝てると思ったか、クズ。


昌は…金属バットで殴られたようだ。



「フ、やってみれば?」



挑発してしまったかもしれないけど、今の俺はやっぱり焦っていた。



俺って、バカなんだよな。



つくづく思う。



「ってめー!!!」



そういって、昌を殴った奴が殴ろうとする。


けど。




「――――ッッ!!!」


俺は、激しい頭痛に見舞われた。


何だ、これ。


俺は痛かったためよろけてしまい、幸いバットには当たらなかったが倒れてしまった。



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