☆ピュア姫と腹黒王子★2 ~ドキドキな同棲生活~



「んで、3分で出来上がり!」



「ふーん……」



3分かぁ……



「桜、今日俺が作るからゆっくりしてていいよ」


「でも…」


「いいっていいって!!」




るーちゃんはぐいぐいとあたしをリビングのほうに押した





ピッとテレビを付けてみた



え…?意味?


そんなものありません。




だってさー、るーちゃんがさー、邪魔者扱いしてるんだもん。





「別にしてないよ(笑)」



「き…聞こえてた?」



「一人でぶつぶつ言ってたよ?」



「うっそ…」



「嘘」



「え!?じゃぁなん…っ!」



「俺、桜が考えてることだいたいわかるから」



「っ!うるさい!!」





ずるいよ、るーちゃんっ!!






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