☆ピュア姫と腹黒王子★2 ~ドキドキな同棲生活~
「クリス…だっけ?」
「ウン」
名前うろ覚えとか、可哀相!
これが俺とお前の差じゃ、ボケ!
「たとえね、るーちゃんがアリスさんと結婚しても、あたしはあなたとは付き合わないよ」
桜………?
「……ナンデ?」
金髪男は桜の発言にけげんな表情を浮かべた
「あたしはね、るーちゃん以外の人と付き合わないし、結婚もしない」
「……」
「るーちゃん以外は、嫌なの」
桜…。
それは俺だって一緒だ
俺はお前以外の女なんか要らない。
桜が俺のコトを好きといってくれるなら
たとえ世界中の人を敵に回してもかまわない。
桜以上に大切な存在なんか、いないんだ。
「桜チャン、コノ先大変だヨ?」
「いいの。たとえ、大変だったとしても、るーちゃんとの思い出があるから…あたしは大丈夫。」
桜は強い瞳で言った
悪いけど、桜。
俺は桜が嫌いって言うまで離すつもりなんかねーからな?