☆ピュア姫と腹黒王子★2 ~ドキドキな同棲生活~
「桜、晩御飯作ってやるよ♪」
「うん…ハンバーグがいい」
クスリと笑いながらるーちゃんはあたしの頬にちゅっとキスをする。
「桜も作る!」
「おう!んじゃ、今日はみじん切りやってみー?」
「はいっ!」
るーちゃんと一緒にキッチンに立ち、あたしは冷蔵庫からたまねぎを取り出す。
「うーー!目がーー!」
「あはは!桜、号泣してる!」
苦戦の末、みじん切りが終った頃には、るーちゃんはハンバーグを残して晩御飯をつくりげていた。
ねぇ、るーちゃん。
あのハンバーグおいしかったよ。
もう…食べれないのかな。
一緒にキッチンに立てないのかな。