アイ・マイ上司とlove☆days
オリエンタルな香りは、さらに彼へと誘引されていく・・・
「フッ…――
此処がダメなら、会議室行こっか…?」
「なっ…、ダメです!
…輝のマンションはダメ…?」
此処でも反応を楽しむかのように、コソッと耳打ちしてきた輝。
私のツボをとっくにお見通しだからこそ、私もちょっと強気に出てみると。
「今日は優しくしないでイイの…?」
「っ…」
一枚も二枚も上手の彼に、コドモの私が勝てるワケもなくて。
クスクスと笑っている輝の背中に、ギュッと抱きついてしまった。
「ほら、帰ろうか…?」
触れられたら止まらないのは、女だって同じなの…。
いつでも曖昧な態度の彼に嵌って、もう虜なんだから・・・