アイ・マイ上司とlove☆days
苦笑しつつカミングアウトすれば、眼を丸くさせてしまう彼女。
平穏だった毎日は、これでもう呆気なく終わりだよ・・・
このあとで輝ファンにフルボッコだわ、絶対・・・
そんな世にも恐ろしい想像を、イヤイヤ張り巡らせていれば…。
「は、はぁああ!?
じゃあ鈴ちゃんて、本当に彼氏がいたの!?」
「・・・へ?」
「なんで黙ってたのよ、水臭いわね!」
「は・・・?」
全く予想していた方向とは間逆に話が進み、事態が上手く呑み込めない。
「あー、悔しい!
鈴ちゃんには絶対、先越されないと思ったんだけどぉ…」
そんな私など置き去りに、キーと歯軋り音でも立てそうな勢いの彼女。