アイ・マイ上司とlove☆days
私が言うのは一番失礼だけど…、何も考えてなさそうのに・・・
「だって面倒じゃない、オフィスラブなんて!」
「え、そう、ですか?」
またしても突拍子もナイ発言をされて、首を傾げてしまった。
「当たり前でしょ、面倒臭い!
ましてや同じ課の上司と部下なんて、私は絶対にムリだし。
別れた時の気まずさったらナイわよ?」
コーヒーサーバーから熱々のコーヒーを淹れると、グイッと豪快に流し込んだ。
「え…、その言い方だと、もしかして経験アリですか…?」
「っ…、痛いトコ突くわね、アンタ…」
ゴホ、ゴホッとむせながら、視線だけはこちらをギロリと捉えていて。
「え、あ、はは・・・」
どうにかしなくても、私の発言はヤブヘビだったらしい・・・