【気まぐれ短編】真夏の夜のサンタ。
【 17:15 】


携帯の画面を玄関に座りながら見つめる。


♪~♪~♪~

彼専用の着うたが鳴り画面に映し出される文字。


【松井 勇人】


「はいっ、もしもし?」

慌てて通話ボタンを押す。

『舞~今仕事終わったから宜しく~』


また言いたい事だけ言うと電話が切れた。


私はこの時まだ彼の様子が変な事に気付いていなかった…。
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