=凪=
クルミの言葉で、二人を交互に見た。
『いつも優しい尾沼さん。辛い時は傍に居てくれる。私を励ましてくれる。そして今、こんなに私を想ってくれている…』
胸がキュンと、痛くなる。
『ありがとう……』
『ありがとう。尾沼さん……こんな私をかばってくれて』
ギュッと目を閉じた。
そして、改めて先輩を見た。
『でも、なんで私は目の前でわがままを言うこの人が……先輩がこんなにも愛おしいのだろう…』
頬に、涙が伝った……
「ナギ……」
突然、クルミに抱きしめられた。
『いつも優しい尾沼さん。辛い時は傍に居てくれる。私を励ましてくれる。そして今、こんなに私を想ってくれている…』
胸がキュンと、痛くなる。
『ありがとう……』
『ありがとう。尾沼さん……こんな私をかばってくれて』
ギュッと目を閉じた。
そして、改めて先輩を見た。
『でも、なんで私は目の前でわがままを言うこの人が……先輩がこんなにも愛おしいのだろう…』
頬に、涙が伝った……
「ナギ……」
突然、クルミに抱きしめられた。