永久色-TOWAIRO-



学校へいっても授業が耳に入ってこない。


窓際の席にある彩の机には誰も座っていなかった。










何をしても憂鬱になった俺は屋上に行った。





たしかここでキスしたっけ。

そんな風に考えてしまう自分が一番未練がましいのに


「バカだよな。」









「そう。あんたが一番バカだね。」



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