永久色-TOWAIRO-
「きっ木之下クン!?」
なんでこのタイミングで会っちゃうかなぁ…
ピリリリッ
〜♪〜♪〜
アタシのケータイと木之下クンのケータイがほぼ同時になった。
「もしもし?おぅ恵斗(ケイト)。……はぁっ!?……あぁわかった。」
恵斗って同じクラスの崎本クンか……
アタシは……翼からのメール。
そういえば崎本クンと翼付き合ってるんだよね。
恥ずかしいからっていって学校ではあんまり話してないけど……
『ゴメンねぇ♪
彩を木之下クンと2人きりにしちゃいました☆
そういうことだから、頑張って!!』
意味わかりませんから!!
何を頑張れと?
急いで翼に電話をかける。
「あっ!!もしもし翼!?ちょっとどういうこと!?」
『ん?だって彩、木之下クン好きそうだったからさ。どっち道今日は私も真紀もデート入ってたし♪』
真紀は中学から付き合ってる彼氏がいたとか言ってたっけ?
たしか、他校とか。
って!!