スロースピードで恋愛を
「ひっく……っく………」



溢れだす涙は止まらなかった



「とりあえず、家に入ろ。ほら…」



竜ちゃんは優しく微笑むと私をお姫様抱っこして家の中へ入った



きゃー!お姫様抱っこ!!



私は初めてのお姫様抱っこにビックリ&幸せ〜〜



「やっと、泣き止んだ」



竜ちゃんの部屋へ向かう途中に言われた



えっ、そういえば……



私は目に触りながら思った



ガチャ



いつの間にか竜ちゃんの部屋の前に居た



ドアの向こうには白と黒を基調とした部屋で『ああ、竜ちゃんって感じ』と思わせる





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