【短編】タコさんウインナー★スーパーウルトラデラックスふぉーえばー
「既に私の力は除霊師2級クラスだよ?」
いや級とかある時点でものスゴくうさんくさいよ。
「ちなみに2級ってどのくらい強いの?」
「稲川淳二と互角、かな」
除霊しない。
その人は除霊しない。
「まぁ、タコさん倒すの位は訳ないよ。私に任せてみな。ヒロ」
「……茜子」
でも、そんな事でもし茜子に怪我でもされたら……。
そう思うとやっぱり私一人の方が良いかもしれない。
「茜子、やっぱり」
「ヒロ、大丈夫だよ」
ポン、と茜子の手が肩に置かれ、顔が近づく。
女の子同士なのにちょっと気恥ずかしい。
「いざとなったらさ、私が滅ぼすから、ヒロが殺して」
二人合わせて滅殺☆
「いや、滅殺しないから」