【短編】タコさんウインナー★スーパーウルトラデラックスふぉーえばー
「ちょ!ま!待って待って!!ポエム返して!!」
「半泣きのあなたも可愛いわヒロ。けれど、これは滅殺するためには仕方のないこと。わかって!!」
わかるかぁ!!
そして茜子は私の自慢のポエムをまるで魔導書のように持ち、厳かな口調で音読した。
『夕陽の宙色 ~ソライロ~
蜂蜜みたい
呟くワタシの宙(そら)は夕陽色
食い意地はってるな
アナタの言葉に頬膨らましたあの頃
幸せで
とても甘かったよ
まるで、
蜂蜜みたいだね』