ガラスの靴
「それじゃあ」



と言って正耶という人物は、私の隣に座り黙々と食事を始めた。



……



途端に妙な空気に、包まれるテーブル。



「ごめんなぁ 正耶が無愛想で」



と謝る真。



いや… なぜお前が謝る。




「別に 私は気にしてないから」



相変わらずクールな楓。
かっこいいなぁ〜。



でも、私は気分が悪くて仕方ない。


だって、初対面から この態度はないと思うんだ。



初対面なら、自己紹介くらいするべきだと思うのは、私だけだろうか…。
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