ガラスの靴
この時間は、永遠に続かなくてすぐに1人の時間に、戻される。



わかってる。

これが、私の選んだ道だってことくらい。



「今日は久しぶりに、長いこと話したね」

「うん 本当だね。
久々に話せてよかった」



どれくらい話したのか、わからないけど、耳に当てている携帯が熱くなってる。



「じゃあ また連絡するね」


「うん。
私もまた連絡するから」


「おやすみ」

そう言いあってから、私は電話を切った。
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