CHANGE
「それ以上の何か…?」




あたしの頭の容量はいっぱいいっぱいになっていた。






「ユウ、それがわかったら、教えてくれないかしら。そうすれば、あなたのポジションも上がるわ。まず、瞳のかわりのナンバー3は間違いないわよ。」





「……あたしが?」



「えぇ。」




あたしが瞳さんに勝てるのだろうか。



でも、薫さんについていけば、



確実な道かもしれないな。






瞳さんには悪いけど、



やっぱり、あたしは自分が一番だもんな。




「お任せください!」





あたしは薫さんに勢いよく頭を下げて、




キャストルームから出て行った。
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