・*☆。Dawn。+・☆°
そこに立っていたのは、
キレイな白い肌、少し茶色い瞳、ウェーブがかった髪、細い手足。
俺は思わず、見とれてしまった。
「こんなところでどうしたの?」
その人は俺の顔を覗き込むように問うてくる。
「あ、あのっ教室に行きたいんですが、まよっちゃって」
「何組??」
「えっと…Dです」
「ここは、東校舎。
一年生の普通化の教室はあっちの一番端の西校舎よ」
と、一番遠くに見えている校舎を指差した。
「マジですか!!めちゃ遠い…」
俺の勘は当たらなかった………
「よかったら、案内しよっか??」
「いいんですか??」
「いいわよ。
あたしもちょうど職員室に戻るところだったから」