ブラッディ アリス



カイルの細い指が、ノーカの穿いているスカートをすり抜け、下着へと進入する…。

「…カ…カルマ?!…待って!」

期待以上のカイルの行動を抑えようとするノーカだったが、カイルの手は止まらない…。


「…まず…僕の指で…失神しちゃう女の子…って多いんだよね…」


ニヤリと笑ったカイルの唇が、ノーカの首筋に口付けをする。

「…んっ……あぁ…」

ノーカの口から漏れる声を聞きながら、激しく指を動かしていくカイル…。

「…やっ!やめてっ!そこ…だめっ!…いやっ」

「教えてくれたら、やめてあげるよ…」

「やぁ!無理!…あぁ…だめぇっ」

部屋に響く…クチュクチュッ…という音が、一定のリズムを刻む…。


「…いいの?やめないよ?……やめてほしくないの?…ねぇ」

カイルは冷静な態度でノーカを見下ろしながら、指と言葉で責めていく。


「あぁ…はぁ……いいの……やめ……やめないで……んんっ」

「…どうしようか………ね?…ノーカ……」

ツー…っと、ノーカの頬に静かに流れる涙…。


「あっ!…いや!…やめないでっ…カルマッッ…!」





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