愛しすぎて。短編集
障害がありながらも必死に隠して

私たちなりに恋愛を続けて約1年。


次期キャプテンに選ばれた恭平。


それと同時に察した

別れ…。


だってそうでしょ

キャプテンが規則に反する訳には行かないじゃない。

皆をまとめなきゃいけないんだから…


だからキャプテンが決まった練習後の倉庫で


「別れようか…。」



て言葉に対して



「そうだね。」

としか言えなかった。


だって




そうするしか方法なかったんだもん…。










それから過ぎて行く日付。

2週間が経った頃には連絡すらほとんど取らなくなってた。


連絡しても部活業務の事とかそんなことだけで。


だけど普通に話せるようになった事が私にとって唯一の救い。


キャプテンとマネージャーの代表が話をしないわけにはいかないからね。


好き同士で別れたはずなのにどんどん距離があいて行く私達。



恭平はきっとマネージャー以外の子を見つけるか,サッカーだけに集中するんだろうけど




私は






今でも恭平が大好きだよ。




< 33 / 58 >

この作品をシェア

pagetop