愛しすぎて。短編集
「先輩,俺のせいですいません。でも…キャプテン虫の居所悪いんスかね怒鳴るなんてめずらしいっスね。」
「全然大丈夫だよ☆そんな怒らなくたっていいよね(笑)
うわっチラチラ睨んでるし仕事行ってくるね。
尚君また後で♪」
「ういっす☆」
急いで仕事にかかる。
でも何でそんなに怒ってんだか…。
ピー!
笛の音が鳴り響く。
目をやるとキャプテンが膝に怪我をしているようだ。
急いで駆け寄り声をかけた。
「キャプテン大丈夫ですか手当てするので…」
と手をさしのべるが、払われた。
「…キャプテン」
「仕事しないマネージャーの助けなんかいらない。一人でやるから。」
そう言って立ち上がりベンチへと行く。
何で
何をそんなに怒ってんのよ…。
付き合ってた間ケンカもほとんどなかったから,怒鳴られる事なんて一度もなかった。
もしかして…
ほんとに嫌われちゃったのかなぁ…
side恭平に続く☆