愛しすぎて。短編集
だけど亜由紗はモテることを自覚してない。
しかも無防備だしな…。
俺の生活はそのままなのに
亜由紗だけが変わっていく気がしてまた不安が生まれた11月。
それから俺は時間を何とか作り会えるよう努力した。
ほんの30分でもいいから会って顔を見て話がしたいんだ。
メールや電話じゃ顔が見えなくて不安になるから…
まぁ亜由紗がメール嫌いだから電話がほとんどなんだけどね。
亜由紗が塾を終えて帰ってくる時間に亜由紗の家の近くで待ち合わせをして
それから公園で話をしたりしていた。