愛しすぎて。短編集
『…おう。
何か俺探してたって聞いたんだけどどした』
『あっマネージャーの子に聞いたの
そう02!お願いがあってさ-清水君いんじゃんサッカー部の』
『清水て清水涼』
『そう02
紗英の友達がずっと片思いしてるんだ-…』
『へぇそうなんだ。』
『でね!3年次の試合で引退でしょ友達部活の事考えて気持ち伝えずのままなんよ。だから終わったその日に告白させてあげたいから機会作ってくれない』
『機会って…どうすれば』
『試合が終わったその日4人でご飯食べに行こう』
『あ-終わってからは部活のメンバーで打ち上げがあるから無理だな…』
『えっそうなの
じゃあ…その後4人で会おうよ』
『その後かぁ…』
その後は律季といたいんだけどなぁ-…
『お願いっ!
あの子サッカーが清水君の大切なものだからって邪魔したくないってゆってずっと我慢してきたの…
だから紗英何かしてあげたいのお願い』
なんでかわかんないけど…
状況は違うのになぜか俺と似てる気がした。