愛しすぎて。短編集
目を覚ますと朝だった。
半分寝ぼけながら携帯を開くと着信5件、メール3件。
全て恭平からのものだった。
22:40
『ごめん!連絡遅くなって…今から会える』
23:00
『怒ってるよな…何も連絡しなくてほんとにごめん!!友達の恋路を応援しててそれで抜けるに抜けれなかったんだ。
今律季の家の近くまで来たんだけど出てこれる』
1:00
『連絡つかないので今日は帰るね。
明日学校で話そう。
ほんとにごめん。』
「2時間も外で待ってるとか…馬鹿でしょ。」
そういいながらも私の顔はニヤけていた。
会いに来てくれてた事実が嬉しかったから。