心から…私を見て。
-萌Side-
1人で静かな廊下を歩いていた。
そしたら、ここの学校の制服を着た見慣れない生徒に…
「君のお友達が山崎と…
会議室に、いるから。
で、そこの鍵。
あ、あと!先生も連れてってね!
よろしく。急いでね!」
君の友達って…
話していることがよくわからないと言おうと思ったら、彼の姿はもう無かった。
必死にお願いされたな~
誰なんだろぉ?あの人…
カッコ良かったけど、見たことない人。
「あ、急がなきゃ!」
その後は、あの人に言われた通り、先生に着いてきてもらって…
でも愛斗様に出会ったから、訳を話してお願いした。
きっと、私よりも男の子の方が、役に立つと思ったから。