心から…私を見て。

-萌Side-

1人で静かな廊下を歩いていた。
そしたら、ここの学校の制服を着た見慣れない生徒に…



「君のお友達が山崎と…
会議室に、いるから。
で、そこの鍵。
あ、あと!先生も連れてってね!
よろしく。急いでね!」




君の友達って…
話していることがよくわからないと言おうと思ったら、彼の姿はもう無かった。


必死にお願いされたな~

誰なんだろぉ?あの人…
カッコ良かったけど、見たことない人。




「あ、急がなきゃ!」



その後は、あの人に言われた通り、先生に着いてきてもらって…
でも愛斗様に出会ったから、訳を話してお願いした。

きっと、私よりも男の子の方が、役に立つと思ったから。
< 115 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop