心から…私を見て。
暫く目の前にいる、明るい系茶髪野郎(さっき名付けた)のことを考えていた。
その間に赤外線をされていて、明るい系茶髪野郎の番号とアドレスが登録された私のケータイが帰ってきた。
「…ひなた?って、偽名?」
「なわけないから、本名だし。」
変なわけじゃなくて、合ってるけど…
まぁ、日向っぽいけど直ぐに忘れそうだから、明るい系茶髪野郎に変更♪
「じゃあな!」
「え!?…そんだけなわけ?」
「そんだけって…何かして欲しかったってこと?
…ふっ、嘘だから。
連絡したら、ちゃんと出ろよ?」
っとカッコ良く言って、どっかへ消えてった。
「あいつ…何者?」
久しぶりの焼肉は、明るい系茶髪野郎が気になって楽しめなかった。