心から…私を見て。

信貴お兄ちゃんは朝早く出かけて、私が家に帰ってくるときの迎えに来る。
そんなことが続いた、ある日…



海「おはよう。」


爽「おはよ、玲衣」


玲「おはよ…」


愛「あのさ…
まだ、兄貴と付き合ってんの?」



なんで、加藤はその情報を…!
どこで聞いた?

知ってるの、私の家族だけな筈だし!?



玲「…付き合ってないわけじゃないけど。
私にその気は無いし?
今彼氏いないわけだし、好きな人だっていないし…
別にイイと思ってるけど。」


海「いい加減、別れたら?」


玲「そうだよね…
お兄ちゃんに、言ってみる。」
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