恋心

嫉妬

次の日、いつものように学校に行くと下駄箱の所には真奈美ちゃんたちがいた

そして態度はあからさまだった

「翠ちゃんおはよう」

２人で来たのに翠にだけ挨拶をする

まぁ仲いい人は１人もいなかったからいいけど!

翠はいつもみたいにかわいい声では挨拶しなかった。私は階段を昇りながら

「睨まれるかもよ」

っと笑って聞いたら翠は私の腕に絡み付き甘えた声で

「ももがいるから平気だも～ん」

と言った。私は嬉しくて笑えてしまった

ありがとう翠!やっぱり持つべき者は親友だぁ



教室に入ると野田くんと目が合った。翠は

「タケ、おはよう」

と手を振っている。野田くんは私をチラッと見てすぐに翠に目をやり

「おはよう」

といつもの笑顔で言った

それ以上は話をせずに席に座った。机の中には一通の手紙…

正実からだ!


そう言えば昨日野田くんからの手紙を持ってきてくれたのは正実だったんだよね。多分その事だろうな

私はそう思いながら手紙をあけた。読んでみるとやっぱりそうだった。またゆっくり正実にも説明しなきゃね!

そんな時だった…