恋心
次の日、私は昨日の帰りの事を翠に話した

翠は自分の事のように怒ってる。そして話し終わる前に、なぜあの2人が駅にいたのかが気になったみたいだ

そして翠が

「タケに聞いてみようか」

と言いだした。私は慌てて止めた。だって私たちは2人に気付いてたけど向こうは気付いてなかったんだからビックリするだろう

私はとりあえずは話を続けた。その後の真くんの行動、言葉に翠はにやけていた

そんな翠を見て私は真が可哀想に思った。だって真くんは好きな人の友達だから私をかばってくれただけなのにその好きな人には茶化されてるんだから

私はそんな翠を無視して話しを続けた

いつの間にか学校に着いていた。そして私は翠に

「この事は誰にも内緒ね」

と言って下駄箱に入った

翠ははぁいと小さな声で返事した

上履きに履き替えようとした時

「ももさん、翠さん、おはようございます」

と元気な声で挨拶された。相手は真くんだった

私と翠は真くんに挨拶した。翠は早速

「昨日はももをありがとうね~」
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