ベンチ
第3章 「転校生」


ある日.いつものように学校に着き.教室に入ると女の子達の様子がおかしかった。



教室のドアを開けた瞬間女の子達があたしを睨みながら


「ちょっと来てくれる?」


………


女子トイレに呼ばれ女の子達に囲まれた…



「ゆかりさ.最近優といちゃつきすぎじゃない?付き合ってんの?」


一人が苛立ったように聞いてくる……



「付き合ってなんかなぃ。あたしが片思いしてるだけ。」


緊張して強い言い方になってしまった。
それがさらにみんなの怒りをあおった…


ガンッ!!


一人がトイレのドアをおもいっきり蹴り怒鳴った。


「てめぇ何様だよ!こっちにはお前がここにくるより前から好きだった奴だっていんだよ!転校生のくせして生意気なんだよ!!」




キーンコーンカーンコーン……


チャイムが鳴りみんな教室に戻って行った。



あたしはその場に座りこんだ……
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