小悪魔彼氏
キーンコーンカーンコーン☆
「あぁーよく寝たぜー」
「結局近藤先生の授業潰れちゃったもんね、歩」
「んだよ。なんか機嫌わりぃなあ」
「あんな事したら先生がかわいそうよ」
まったく…!
いくら近藤先生の授業がたるくたって…あんな事する必要はないでしょ?
歩は不機嫌そうなあたしを見ると、あたしの前の席に座った。
「…だって…、アイツ…授業舐めてるみてぇだったし…」
しゅん…とする歩を見て、
もし歩が犬だったら絶対今耳垂れてるなーと思いつつ不覚にもキュンとしてしまっているあたしがいた。
うん…可愛い(はぁと)
じゃない!
あたしまでだまされるところだったわ!
「歩、あたしにはそんな攻撃は聞かないんだから」
「ちぇー。つまんねぇの」
ヒヒと全く反省の色の見えない歩にまたため息。
ああ、今日何回ため息ついてるのよ…。
「あぁーよく寝たぜー」
「結局近藤先生の授業潰れちゃったもんね、歩」
「んだよ。なんか機嫌わりぃなあ」
「あんな事したら先生がかわいそうよ」
まったく…!
いくら近藤先生の授業がたるくたって…あんな事する必要はないでしょ?
歩は不機嫌そうなあたしを見ると、あたしの前の席に座った。
「…だって…、アイツ…授業舐めてるみてぇだったし…」
しゅん…とする歩を見て、
もし歩が犬だったら絶対今耳垂れてるなーと思いつつ不覚にもキュンとしてしまっているあたしがいた。
うん…可愛い(はぁと)
じゃない!
あたしまでだまされるところだったわ!
「歩、あたしにはそんな攻撃は聞かないんだから」
「ちぇー。つまんねぇの」
ヒヒと全く反省の色の見えない歩にまたため息。
ああ、今日何回ため息ついてるのよ…。