小悪魔彼氏
そう今から遡る事1日前ーー。

自転車で学校から帰宅している時だった。


「ん?」


あたしは道端で倒れている少年を見つけた。


「おおーい大丈夫?」


すぐにかけより声をかけるが応答なし。


救急車に電話しようとした時…小さく唸り声がした。


「足…ひねって立てないです…う゛…いてて」

「…そう。家はどちら?」

「☆☆市2丁目ですが…」

「意外に近いね。ほら早く後ろ乗りなさい。家まで送ってあげる」


「え…でも」


「いいからウダウダ言ってないで乗りなさい」

「……はい」


もちろんその後きちんと彼を家に届けた。


…んでその時の工藤君が何のよう?

「先輩のそのクールな美貌に惚れました!どうか俺と付き合って下さい!」

「へぇぇ………ってええええ!?」


は!はあ?
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