幸せをあつめて
パジャマ姿だ。彼は近くで見ると細身だった。
寝起きのようで髪はぼさっとしているが、それがなんだか愛らしい。
「あ、あの…」
彼は目を見開いてまじまじとこちらをみる。
なかなか言葉が出てこず、第一声。
「向かいのマンションの者です!」
彼の横にハテナマークが一瞬見えた気がした。
「どうしたの?」
完全に不審者だ。ここはもう正直にいこう。
「向かいのマンションで、あの、私も毎晩空を見てて」
「その君か!それでどうしたん」
笑顔が破壊的にかわいかった。
そして意外にもあっさりと彼は私を受け入れた。まだ寝ぼけているのだろうか。
寝起きのようで髪はぼさっとしているが、それがなんだか愛らしい。
「あ、あの…」
彼は目を見開いてまじまじとこちらをみる。
なかなか言葉が出てこず、第一声。
「向かいのマンションの者です!」
彼の横にハテナマークが一瞬見えた気がした。
「どうしたの?」
完全に不審者だ。ここはもう正直にいこう。
「向かいのマンションで、あの、私も毎晩空を見てて」
「その君か!それでどうしたん」
笑顔が破壊的にかわいかった。
そして意外にもあっさりと彼は私を受け入れた。まだ寝ぼけているのだろうか。