粉雪
自分のロッカーに向かい、数学の教科書などを全て出して、
また自分の席に戻る。
あ、大塚君いる。
隣の席だから...
幸せ...。
ストン、席に座り、大塚君を見る。
机の中を手さぐりで何かを探そうとしてるみたい。
何かを手に取り机に出す。
あ.....
ラブレターだ...。
「大塚君へ♥」
って書いてあるし。
「はぁー。」
ため息ついてそれをバッグの中に入れた。
やっぱりモテ男は違うなぁー。
あたしだったらラブレターが机の中に入ってたらめっちゃ喜ぶのに..。
「オイ大塚。お前モテるんやな。」
モヤシが大塚君に向かって言う。
「全然そんなんじゃないよ」
また爽やか笑顔で言う。
やっぱり王子様だ...。
「とか言って~!今日だけでもう16回コクられたとか噂があるで?」
にやにやしてあたしを見ながら言う。
「...あはは」
困った様に大塚君が笑ってあたしに助けを求める視線を送ってきた。
助けなければ!!
「ほら!モヤシ、やめなよ!大塚君困ってんじゃん!
モヤシはモテないからってすねるなよー。」
可笑しそうに笑う大塚君。
「はぁー?俺小学校の時めっちゃモテてたし!
ってかモヤシ言うなや!」
ちょっとヤケになったモヤシが身を乗り出しながら言う。
また自分の席に戻る。
あ、大塚君いる。
隣の席だから...
幸せ...。
ストン、席に座り、大塚君を見る。
机の中を手さぐりで何かを探そうとしてるみたい。
何かを手に取り机に出す。
あ.....
ラブレターだ...。
「大塚君へ♥」
って書いてあるし。
「はぁー。」
ため息ついてそれをバッグの中に入れた。
やっぱりモテ男は違うなぁー。
あたしだったらラブレターが机の中に入ってたらめっちゃ喜ぶのに..。
「オイ大塚。お前モテるんやな。」
モヤシが大塚君に向かって言う。
「全然そんなんじゃないよ」
また爽やか笑顔で言う。
やっぱり王子様だ...。
「とか言って~!今日だけでもう16回コクられたとか噂があるで?」
にやにやしてあたしを見ながら言う。
「...あはは」
困った様に大塚君が笑ってあたしに助けを求める視線を送ってきた。
助けなければ!!
「ほら!モヤシ、やめなよ!大塚君困ってんじゃん!
モヤシはモテないからってすねるなよー。」
可笑しそうに笑う大塚君。
「はぁー?俺小学校の時めっちゃモテてたし!
ってかモヤシ言うなや!」
ちょっとヤケになったモヤシが身を乗り出しながら言う。