粉雪


自分の高なる鼓動を聞かないフリして要を待つ。


出口から足音が聞こえて見る。


要が帰ってきたー


....モヤシと共に...。


「あー、こいつ途中で会ったから連れて来たよー。」


笑う要...。

「何露骨に嫌そーな顔してんねん。」

「だってモヤシとか来なくていいし。」

「お前それぐさっと来るで?」

「はぁ?勝手に苦しんどけ」


そんなやり取りにまた笑う要。


「「笑うなって!」」

モヤシとハモるとかまじ最悪ー。

一瞬おんなじこと思ったって事だよね?


...うわーまじキモいっつの。


なんかこっち子犬のような目で見てくるしー。


そんな時

愛しのあの人が来た。


大塚君!

イエーーーーイ★


やっぱりテンション上がるなぁー!



あれ??



でも隣に




美羽チャンがいる。























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