ふたりごと。
私は声のするほうを見た。
「えっ?」
「だーかあーらっ、パンツみえちまうぞっ?そんな姿勢してたらさっ」
私の目の前には、
茶髪のちょっと童顔な
茶色のセーターをきた男子が立っていた。
「あっいきなりごめんな?俺、101HRの村上翔太。」
101っ~…?
「あっとなりのクラスっ」
「102HRなんだっへぇ~よろしくな」
「あっ、うん、よろしく」
意外にかっこいいかも。
「で?金、落としちまったんだろ?なに飲みてえの?」
「えっ」
翔太ってひとが
自分のズボンのポケットから
お財布を出している。
「いやっあの、いいですっ大丈夫なんで」
「なに飲むのっ?せっかくおごってやんだかんな」
せっかくってなんだし(゜-゜)
「えっじゃあー…カフェオレでっ。」
「なんか顔に合わねーな」
翔太が笑いかける。
やっやばっっ