トラックで輝く君を

｢ごめん、遅れたかな？｣





最後に来たのは田尾さん。

クリーム色の大きめのフードつきのＴシャツに、濃紺のスキニーデニム。

足元はオレンジと黄色のサンダルを履いている。

かばんは小さなショルダー。
古い言い方をするとポシェット？





｢時間ぴったりだよ！
てかてか、智美の私服かわいい！今度、買い物行こうよ！｣



｢蜜菜もかわいいよ。
メイクしてる？大人っぽい。｣



｢褒めあいは電車に乗ってから。
さ、来るみたいだし、行こう。｣



｢鈴木くん、面と向かってかわいいとか言えないタイプだもんね？｣



｢田尾さん、黙ってくださ－い。｣



｢涼平、照れんなよ。｣



｢拓馬もうるせ－っ｣





そう、涼平に言いながら
今回ばかりは俺も言えない。



佐藤さん、可愛すぎだし。

なんか…変なコト言うのかもしれないけど、露出がちょうど良い感じ。