トラックで輝く君を
スポーツセンター side Mitsuna
新しい代が動きだして数日。
一年生にとって初めてとなる、西スポーツセンターの練習が休日に入れられた。
3年生がいた時には邪魔になるからといって、スポーツセンターでみんな揃って練習したことはなかった。
智美や拓馬は、個人的に練習に来ていたらしいけれど。
「6月の第三週の週末に大会がある。一年生はこれがデビュー戦になる。そのためにも練習をしっかりやっていこう。二年生は修学旅行の関係で、明日のスポーツセンター練習が、大会前最後のスポーツセンター練習になるので、気を引き締めるように。はい、終わります。」
顧問の齋藤先生は、金曜日の練習後のミーティングでそう言っていた。
もう6月の話が出るのか。
それもそうだ。
もう5月も終わってしまう。
しかも、このスポーツセンター練習が終わったらテスト週間だからほとんど練習出来ない。
だから、私たち一年生も気を引き締めないとな、と思った。
一年生にとって初めてとなる、西スポーツセンターの練習が休日に入れられた。
3年生がいた時には邪魔になるからといって、スポーツセンターでみんな揃って練習したことはなかった。
智美や拓馬は、個人的に練習に来ていたらしいけれど。
「6月の第三週の週末に大会がある。一年生はこれがデビュー戦になる。そのためにも練習をしっかりやっていこう。二年生は修学旅行の関係で、明日のスポーツセンター練習が、大会前最後のスポーツセンター練習になるので、気を引き締めるように。はい、終わります。」
顧問の齋藤先生は、金曜日の練習後のミーティングでそう言っていた。
もう6月の話が出るのか。
それもそうだ。
もう5月も終わってしまう。
しかも、このスポーツセンター練習が終わったらテスト週間だからほとんど練習出来ない。
だから、私たち一年生も気を引き締めないとな、と思った。