トラックで輝く君を

スポーツセンター side Kento

「いって-!!!」



「うるさいな!ちょ、もう、静かにしなさいよ!あ、コラ動くな!」



「痛いんだよ!」



「頼んだのは誰よ!」



「俺だよ!」





…あいつらうるさいな。

ここまで届くって、どんだけデカい声なんだよ。迷惑な奴らだ。





……………。

蜜菜の顔、俺は目が良いから
嫌でも目に入ってくるんだ。





キラキラした瞳、して…。




ズキンって痛む、俺の胸?

ぇ、そうなんだ?うそ?は?





まあ、今はあんまり深くは考えないでおこう。

まだ慣れない部長の仕事、頑張らないといけないんだ。



余計な…ことは忘れておこう。



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