初めては高校生




じゃぁ…ちょっとだけなら…いいよね。



「はい、分かりました。



じゃぁちょっと待ってて下さい」



そう言ってあたしは家に戻って



出かける準備をした。



……この事で問題が起きるなんて



思ってもいなかった…



リビングの机の上に置き手紙を残して



あたしは関屋さんと出かけた。



「良かったです!



断られると思ってましたから…」



あたしも断ると思ってたよ…。



なんて言えるわけでもなく、



「いいえ。お隣さん同士ですもん



仲良くしましょう」



と笑い飛ばした。



……正直浮かれ気味で



テンションが高かった自分がいたのかも。







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