“涙空”㊦
『そろそろ帰ろっかな』
私はベンチから立ち家に向かった。

「美佐!」

後ろから声が聞こえる。
『和紀…』

私は後ろを振り向いたが和紀だとわかって前を向いた。

「なぁ…本間にゴメン!俺が悪い!あの女は……俺自信がなかったんだ…」

『え…』

「俺…美佐とはお似合いじゃない…1人でそう思ってたんだ…ゴメンな…それで俺が他の女と話しててもし美佐に会った時にヤキモチ?やいてくれるかな…って思ったんだ…でも美佐は逆に怒ったから…スゲぇ…ショックだった…」

私は和紀の話を聞き終わりビックリした。

『何よ…』
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