“涙空”㊦
私はそう思い学校を出た。

『みんな…ありがとう』
私はこれだけ言い前から来る車に体を預けた。

キキィ!!!

激しい音が鳴り響く。

あ…私…本当に死んだんだ…。

ここは…天国?

何もないただ白だけの景色。

『み!み…さ!』

誰かに呼ばれてる…。

向こうから声がするので向かった。

パチっ!!

私は目を覚ました。

えっ…私…死んでないの…?

『美佐ぁぁ!』

周りを見ると彩とお母さんが私を見て泣いていた。

『私…?』

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