“涙空”㊦

『本当なの？』

『うん…ウチ啓太から逃げてた…でも頑張らないと…って…』

『春奈…私！春奈の事を応援するよ！』

『えっ…本当に？』

『当たり前じゃん！最高の友達だもん！』

『美佐…嬉しい！絶対に反対されると思ってた！ありがとう！』

春奈からの目には涙が出てきた。

『明日じゃあここに啓太つれてくるね！』

『うん！あぁ何か緊張する！』



『じゃあ！帰るね！』

空が暗くなり私は帰る事にした。

春奈…頑張ってね…。

私は心からそう思った。