“涙空”㊦
『ただいまぁぁ!』

私は元気よくただいまを言い部屋に入った。



『ファ~!』

ご飯も食べお風呂も入り私は今布団の中。

♪♪♪♪~

あくびをしているとケータイの着メロが鳴った。
この音楽は和紀からだった。

私は急いで電話に出る。
『はい!』

「美佐……」

あれ?

どうしたんだろう…。

元気がない。

『どうしたん?』

少しだけ沈黙になった。
ねぇ…和紀…様子がおかしいよ…。

「俺…違う学校行くかもしれない…」

え…。

和紀が??

何で??

私は固まってしまう。
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