“涙空”㊦
プツ…プープー!

啓太からは一方的に切られた。

『何だ…春奈の事本当は好きなんだ…』


ピーンポーン!

何分かして家のチャイムが鳴った。

私は急いで鏡でチェックして外に出た。

別に啓太に可愛いところを見せたい訳じゃない。
でも何となくなんだ。

『ゴメン!』

私はドアを開け啓太に謝った。

「いいて!じゃあ!早く行くぞ!中野に早く会わな!」

この言葉に胸が痛んだ。
結局…啓太1人でもいいじゃん…。
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