“涙空”㊦
『当たり前じゃん!和紀1人でなんか言わしたくないしィィ!』

私はピースをして和紀の隣に行く。

『和紀…私…毎日毎日行くから…だから私の事忘れないで…』

「わかってる!つぅか当たり前!彼女の名前忘れるなんて最悪!」

和紀は笑顔で言ってくれた。

『ありがとう!和紀めちゃめちゃ愛してるから!!』

「わかってる!!」

和紀は顔を伏せていた。
和紀!顔隠れてても耳が見えてて真っ赤だよ!

私はそれを笑顔で見ていた。

『さっ!着いた!』

いつの間にか学校に着いていた。

「ここが??」

『そうだよ!ここが和紀がずっといてた学校!』
私はそれだけ言い和紀を引っ張った。



『さっ!教室のドア開けるよ?』

いつの間にかもう教室の前。
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