君 だ け に




少し考えていると思いついた。
あ、馬鹿なんだ。
わすれてたから~!!




その後少し2人で笑って会話を終了した。
少ししゃべってるときは
照れてたみたいだったけどまぁ、
かわいかったな。





すると明日夏の明るい声がした。




「野崎君?覚えてたね!!」





あ、やば。
明日夏カッコいいっていってた
んだった。
もしかして怒ってる?
急にそんな思考が脳裏をかすった。




でも怒ってるような声には聞こえない。
たぶん、そんな本気じゃないんだろう。
結構惚れやすいし。






「そうだよ、意外やんな」





「そうでもないよ3年間一緒て珍しいし」





―おぼえててアタリマエ。




そういうことか。
わたしは勝手にそう解釈し、
明日夏には適当に返事をしおいて
あさのホームルームを終えた。







そして最後に先生はこの後入学式が
講堂であることを告げ
あいさつをして3-4教室を後にした。












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