秘密の恋



そんな俺の気を知らない零来は、すぐに泣き止んで








「いいのっ。
ちょっと心配になっただけっ。


あ、あたし次の講義移動だからもう行くねっ!」






と言って行った。








振り向いて






「今日の約束忘れないでねっ!」







と言葉を残して。





< 214 / 263 >

この作品をシェア

pagetop